細やかな気配りと
スマートなおもてなし
心をも満たす
素敵な体験を scroll

職種紹介

the
Hospitality Staff

ホールスタッフという仕事

心をも満たす素敵なサービスを

出過ぎず、さりげなく、スマートに。 お客様に細やかに寄り添う気配りが、 心地良いサービスの秘訣です。

Y's Story

職種紹介

かゆいところに手が届くサービスを
スマートに行うこと

まずは入社までの経緯を教えてもらえますか?

最初に飲食業界に足を踏み入れたきっかけは、 18歳の時、家族でよく訪れていたカジュアルな イタリアンレストランのオーナーに、 兄と一緒にアルバイトを勧められたことでした。 兄が学業を理由にやめた後に 私がその仕事を引き継ぐ形で アルバイトに入りました。 最初は料理人を目指していましたが、 サービスの仕事の方に興味が出てきて、 20歳の頃には「サービスという仕事を極めたい!」と 思うようになりました。 サービスの仕事を極めたいと思ったきっかけが、 ロールプレイングコンテストで優勝したことでした。 参加者が200人以上いる中で優勝したことで、 自分のサービスを見つめ直すきっかけにもなりました。

大会で優勝できるなんてすごいですね。今はどんな仕事をなさっているんですか?

アシスタントマネージャーとして、 店長が不在の際には代理として 店舗全体の管理、運営を行っています。 具体的には、お客様のテーブル配置や、 お客様が快適に過ごせるような空間の管理、 他のセクションとの連携を行う仕事をしています。 また、予約が均等に分散するよう 調整する業務も行っています。

仕事で嬉しいこと、楽しいことはありますか?

お客様においしいお食事を愉しんでいただき、 お腹だけではなく 心まで満たしていただくことができることです。 この愛宕の店舗は、高層階に位置していて、 入った瞬間から圧倒される東京の景色、 そして生演奏もあるなど、 非日常的な空間です。 この非日常の空間は、 毎日働いていても飽きることはありません。 そして、お客様の誕生日やプロポーズの際に、 大勢のスタッフでお祝いをする時は、 何度やっても心震えます。 お祝いのプレートやお花の準備、 またお客様のイメージに合わせて 生演奏の提案も行います。 スタッフ全員でお客様の大切な1日のために、 真剣にやって、成功すると感無量です。 お客様に喜んでいただくことが この仕事の魅力だと思っていますので、 若いスタッフが素敵なサービスをしていると、 思いが伝わったようで嬉しくなります。

「ここは譲れない」というポイントを教えてください

どんなときも、今、お店にいらっしゃるお客様を 第一に考えるということを大切にしています。 もちろん、状況を見ながら 次の日の準備をしておくことも重要です。 ですがやはり、ご来店いただいたお客様に、 かけがえのない、思い出に残る時間を 過ごしていただくことが最も大切だと考えています。 数あるレストランの中で このお店を選んでいただいたのですから。 お客様がいらっしゃらない時間においても、 常にお客様をイメージしながら仕事をしています。 テーブルのセッティング作業も、 スピードを重視して行うだけでは、 よいサービスにはつながらないと考えています。 お客様はお子様なのか、ご高齢なのか、 どんなお気持ちでこのお食事にいらっしゃるのかなど、 お客様をイメージしながら行うことで、 よりお客様に合ったサービスができると思うんです。 サービスとは、目の前の仕事だけ、 お客様の前だけで行うものではないと思います。 お客様がご来店された時からお帰りになるまで、 満足していただけるようなサービスを提供する。 そのための真剣さは、他の人には負けません。

あなたにとって「かっこいい」とはなんですか?

かゆいところに手が届くサービスを スマートに行うこと、でしょうか。 お客様の特徴や仕草を察知して おもてなしをすることを心がけています。 お客様から、「こんなことに気づいてくれたなんて」という お言葉をいただくと、とてもうれしく思います。 飲食店ですからお料理はもちろん重要ですが、 おもてなしの部分でいかに満足していただけるか、 私の視点から言うと、お客様にいかに印象を残せるか。 それを大切にして、サービスに心を尽くしています。 我々の仕事は、 やり過ぎても出過ぎてもダメなんです。 例えば、お客様が左利きの方であれば、 一皿目で把握して、 二皿目ではお料理の配置を調整する。 ガムを噛みながら来店されたお客様には、 さりげなくペーパーをお出しする。 お薬を召し上がるようなそぶりをされたら、 お水をお出しする。 「やっています」という感を出さずに、 お客様のご要望にお応えしていく。 そこのバランスを大切にしています。 サービスは、お客様に気づいていただきたくて 行うものではありませんが、 「ありがとう」とおっしゃっていただけるとうれしいですね。 お客様の心に残るサービスを、自然に、押し付けずに、 さりげなく行うことは、かっこいいと思っています。