Y's Story

自分の仕事に誇りを持ち、
常に向上心を持って
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職種紹介

the
Barista

バリスタという仕事

自分の仕事に誇りを持ち、
常に向上心を持って挑戦し続ける

コーヒーへの思いが高じて、 アルバイトから正社員へ。 挑戦と発見の日々の中で、 バリスタとして成長する喜びを 感じています。

Y's Story

職種紹介

コーヒー飲んでる
俺かっこいいかも?

まずは入社までの経緯を教えてもらえますか?

コーヒーに興味を持ったのは、 大学2年生の時にコロナ禍で自宅にいることが多くなり、 「コロナ終わっても続けられる趣味ないかな〜」と 趣味探しの一環としてコーヒーを 淹れ始めたのがきっかけでした。 当時は、コーヒーについてなんて知識もないし、 全然好きでもなかったんです。 でも「なんとなくコーヒー淹れてみよう」と 母親に聞いて淹れてみた。 なんとなく美味しい気がする。というか、 コーヒー飲んでる俺かっこいいかも? なんて最初は思って、段々好きになっていきました。 コーヒーにハマった一番のきっかけは、 お店で飲んだコーヒーが 衝撃的な美味しさだったからです。 神保町の有名なお店でとりあえず 「おすすめなんですか?」って聞いたら、 おすすめされたコーヒーがなんと1600円。 でも引き下がらずに、かっこつけて飲んでみたら、 そのコーヒーがめちゃくちゃ美味しくて。 その美味しさに衝撃を受けてから、 もっと学びたいと思って、 バリスタを志すようになりました。 バリスタを目指すなら、 バリスタの登竜門と言われるこのお店で 修行したいと思ってアルバイトを始め、 その後正社員になりました。 初めてエスプレッソマシンに 触らせていただいたときは、 スチームの勢いと熱さにびっくりしましたが、 とても心が躍りました。

バリスタの仕事の魅力ってなんでしょうか?

コーヒーって同じ豆を使っていても、 挽いた日や挽いてからの日数によって、 味が全然違うんです。 だからその日の豆のコンディションに合わせて、 今日は挽き目を細かくしてみようとか、 荒くしてみようとか色々やっています。 また、お客様の年代や好みによって、 求められるコーヒーが違います。 例えば、昔ながらの喫茶店でよく見られた 「深煎りで苦くて熱いコーヒー」と違って、 最近のコーヒーは浅煎りで フルーティーな味わいが特徴です。 なので、高齢のお客様からは、 「コーヒーが酸っぱい」「ぬるい」「色が薄い」という 感想をいただくことがあります。 でも、コーヒーの品質が悪いわけではなく、 単にコーヒーの種類が異なるからそう思うだけなんです。 このような場合お客様に対して、 その場で分かりやすく説明することが重要です。 例えば、浅煎りによるフルーティーな風味や、 温度が異なることで味わいがどのように変わるかなど、 コーヒーの特徴を丁寧に解説します。 お客様が納得していただけるように努めることで、 新しいコーヒーの世界を 楽しんでもらうためのきっかけになりたい。 説明する力は、 お客様に新しい味わいを理解してもらい、 納得して楽しんでいただくための 重要なスキルだと思います。 そして、そのように試行錯誤したコーヒーが 「美味しかった」と直接言っていただけることに 非常にやりがいを感じます。

このお店の魅力は何だと思いますか?

最近はエスプレッソの抽出や スチームミルクを作る過程も、 どんどん機械化が進んでいますね。 でも、ここは本当に珍しいんです。 全部人の手でやっているんですよ。 エスプレッソの粉を押すのも、 ミルクを泡立てるのも、 すべて人間が行っています。 確かに機械がやる方が速くて 正確かもしれません。 ですが、人の手でやることで、 お客様の好みに合わせて 微妙な調整が可能になります。 これがこのカフェの一番大きな魅力だと 感じています。 機械にはできない、人の手の温もりや、 その場その場での柔軟な対応ができるんです。 このこだわりは、すごくかっこいい。 ここで働くことができることを 誇りに思っています。

ここは譲れないというポイントはありますか?

どんな状況でも最高の一杯を提供すること。 これは自分の中で譲れないポイントです。 ラテアートは、最近かなり注目されています。 SNSが普及してからその技術も表現の幅も かなり進化してきました。 私もまだ勉強中ですが、 今は33種類くらいのデザインを お客様に提供できるようになりました。 自分が作るドリンクがSNSに上がることを 常に意識していますね。 結構な数のお客様がドリンクの写真を SNSに投稿してくれるので、 私の作ったものがどんなふうに見られているか、 その意識は常に持っています。 毎回、最善を尽くしてドリンクを作っていますが、 SNSに載せていただけるような品質を 保つことを心掛けています。

あなたにとって「かっこいい」とはなんですか?

私にとっての「かっこいい」とは、 単に外見やステータスではなく、 自分の仕事に誇りを持ち、 常に向上心を持って挑戦し続けることです。 そして、その過程でお客様に喜びを提供できること。 これが私が目指す「かっこいい」の定義です。 店長のイケダさんは、ラテアートの天才で さまざまなデザインのものを同時に出すんです。 そうすると、お客様も動画を撮ってくださったりして、 店内がすごく盛り上がるんですよ。 私がレジに立っている時は、 「今日はバリスタが上手い人が入っていますよ」と言って、 お客様を盛り上げるようにしています。 コーヒーを直接淹れること以外にも、 店全体の雰囲気や、お客様に楽しんでいただけるよう 工夫をするのも、私が大切にしていることです。 そして、私はまだ学ぶべきことが たくさんある下積みの段階なので、 何でも一生懸命にやりたいと思っています。 これも私なりのこだわりでかっこいい姿だと思います。