ワイズテーブルのルーツは私が大学を卒業しパイロットを目指して勉強していた23歳の時、
飲食ビジネスの魅力にはまり、高田馬場に小さなカフェをスタートしたところから始まります。
当時では珍しい挽きたてのコーヒーを2杯楽しめるようにココットで提供、
店内の造りも今までにないオシャレな空間にしました。そこでいつも大切にしていたこと、
それは「おもてなし重視」、その頃からお客様にお辞儀をしてお見送り。
謙虚な姿勢でいつもお客様に幸福感を味わって頂くことを大切にしていました。
それから50年。その想いは今も変わりません。
現在はお店が増え、国内外に100店舗以上を出店し、
全国でお客様重視のDNAをもったメンバー達が活躍してくれています。
レストラン業界といえばご存じの通り、競争が激しく厳しい業界といえます。
流行の移り変わりが激しい業界において、常にアンテナを張り感性を養うことが求められます。
そんな中でも原点に立ち返り、“どうしたらお客様に喜んでもらえるか”
どのようにして差し上げれば“お客様をサポートできるか”を考えることが大事です。
このように仕事に携わることで自分の仕事に自信と誇りを持ち、
レストラン業界を盛り上げてくれる方を私は全力で支えていきたいと思っています。
料理人だった父の影響で11才から料理の道を志し、その後、母の母国である日本とイタリアを
行き来しながら料理について学んできました。父が日本で営んでいたイタリア料理店を
手伝っていましたが、父の死をきっかけに外の飲食マーケットを理解したいと
考えていた頃、金山社長と出会い、親子のような関係でお互い慕いあいながら、
今のSALVATORE CUOMOの礎を築きました。
そして現在、父から学び、受け継いできた本場の味“ナポリピッツァ”が日本でも気軽に
食べられるようになったことを大変嬉しく思っています。
そして僕が変わらず言い続けていることがあります。
それは、料理はスキルだけでなく愛情と情熱が不可欠だということ。
自分の家に招待した知人をもてなす気持ちで作らなければなりません。
厨房は“第2のホーム”。そこで常にお客様の想いに接し、ナンバーワンではなく、
オンリーワンであることを目指し、料理と向き合ってほしい。
ブランド・グループとしてはアジア以外にも、アメリカ、ヨーロッパ、イタリアなど
世界的な規模で出店し前へ進みたいと考えています。
僕にとって“スタッフ”はパートナーという感覚。ワイズ組織はファミリー。
金山社長は母親であり父親。そんなファミリーの仲間を求めています。